しじみ

妊娠線に加えて、下腹部に縦切りの傷。

下に向かうにつれて幅も広くなり、赤紫色になって盛り上がってしまっています。

無事に生まれたからいいだとか、母親の証だとか、いろいろ解釈はありますけれど、私は全然受け入れられませんでした。

出産を経験して妊娠線と帝王切開の傷のあるお腹になりました。

妊娠後期に入ってから急に出来た妊娠線に加えて、出産時には緊急帝王切開を経験することになり、私のお腹には妊娠線と帝王切開の傷跡の両方があります。

この2つに関して、想像以上にショックを受けた自分が居ました。

夫がなんて励ましてくれようと誰に何と言われようと、ショックなものはショックで、切ってないし痛い思いもしてないんだもん、何とでも言えるよねなんて、夫のつるつるのお腹が正直ものすごくうらやましく思えました。

出産した後、産院で初めてシャワーを浴びたときに目にした、腫れとむくみも手伝って戻る気配のない体型、妊娠線、大きな縦切りの傷。

せめて帝王切開が横切りならシワのように馴染んだのかな、なんてふと頭を過りました。

産院で貼ってもらったテープが自然にはがれてきて、傷があらわになって、はじめてまじまじと見たときには、涙が出ました。

自分でもこんなに落ち込むなんて思って思っていなかったので、気持ちの整理がまったく追いつかなかったのです。

お腹の傷は天気が崩れると痛い、衣類が当たっても痛い。

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ショーツは、股上が深くすっぽりはけるタイプの物でないと、傷口に当たって痛いし、それと同じ理由で、股上浅いデニムなんかはボタンがちょうど当たるからムリ。

開いた骨盤をしめようにも、骨盤ベルトも縦切りの傷にはクリーンヒットするので、何もできませんでした。

術後1か月はうつ伏せで寝ることも、傷があたって痛むのが怖くて、避けていました。

その他では気圧の変化に反応するのか、雨降り前には傷がしくしくと痛み、天気予報が出来るんじゃないかっていうような状態が3か月くらいは続いたと思います。

そして衣類はとにかく、ワンピ一択で傷を圧迫しないものばかりを着用し続けました。

帝王切開での傷跡をテープで固定し続けなかったら、だんだんとみみずばれのように盛り上がったケロイドになってしまった。

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傷跡が開かないように固定を継続した方がいいって、知らなかったんです。

お腹の皮膚って動くときに、横に引っ張られる力が働くのか、傷口の下の方5cmほどが盛り上がって、赤紫のみみずばれのようになってしまい、痛くて痒くて、とても不快な状態になってしまいました。

上の方は横へのテンションがかかりにくいのか、傷口が引き伸ばされて腫れることもなく、だんだんと傷跡が薄くなっていたのですが、下腹部に近づくほど傷が横に引き伸ばされてしまっています。

傷跡の幅は、上の方が2㎜幅くらいなのに対して、下腹部の傷の終わりは8㎜ほどまで開いてしまいました。

みみずばれになっていない、盛り上がっていない傷ならこういうテープで開かないようにとめておいてくださいね。

ケロイドみたいに盛り上がってくると、見た目の悪さはもちろん、痛痒いという症状もあったので、皮膚科を受診してドレニゾンテープというものを処方してもらい、日々貼っています。

なかなか根気のいる治療の様で、気長にテープを貼る日々です。

テープを貼っていると、衣類とのこすれの保護にもなりましたし、なにより痛痒さは軽減されるので、すこしストレスが減りました。

ドレニゾンテープは、ステロイドの為、傷の盛り上がっている部分にのみ使用するようにという注意の上での処方でした。

かゆみや痛みなどがある場合は、皮膚科に行ってみるのもいいと思います。

わたしは息子のよだれかぶれの受診のついでに行きました。

しじみ
産後は自分の事は後回しになりがちですが、子どもの皮膚科ついでならそんなに苦にならず受診できると思うので、傷口の予後が悪いママは是非お子さんと一緒に受診してください。

半年以上たって、気持ちも体もようやく少し落ち着いた。

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傷口自体の痛みや、天候の変化による痛みは、半年弱くらい続いたように思います。

それでも気持ちも、傷の痛みも、傷の見た目も、日にち薬は一番効き目がありました。

時間の経過は確実にいろいろなものを癒してくれます。

皮膚科へ通ったこともあってか、痛みや痒みなどの不快な症状もテープを貼っていればだいぶ落ち着いていて、ボトムもあれこれ選ばず着られるようにもなりました。

天候での傷口の痛みも、時間がたつごとにだんだんと気にならなくなってきています。

でも、もうお腹を出す気持ちにはなれないかな。

時間がたつと見慣れるのか、実際に回復してきているのか、傷も妊娠線もだんだんと体になじんでいったように思います。

元通りにはならないし、消えもしないので、本当になじむって言葉がいちばんしっくりくる感じなのですが、やっぱりお腹を人前に出すのには抵抗を感じるようになりました。

私は海の家が運営している民宿に毎年帰省のように遊びに行くという夏の過ごし方をするので、海水浴が好きですし、水着も沢山持っています。

なので今のお腹の状態には、その水着のコレクションを目の前に最初の数カ月こそとにかく落ち込んでばかりいました。

全部捨ててやろうかと思ったくらいに。

でもその気持ちもいくらか前向きになって、水着に合わせられるタンクトップを購入しました。

いかにもママ!なビーチウェアは興味をそそられず、ハイウエストの水着にしようか、それともワンピース型にしようかなんて色々悩みましたが、実際購入したのは水着に合わせられるタンクトップでした

しじみ

ショーニーは素材も結構しっかりしていたし、生地感も可愛かったです!

落ち込んでたけどちょっとだけ気が済んだお買い物でした、色違いで黒もほしくなるくらい可愛いかったです。

ほんとは真っ黒く日焼けするほど遊びたいしビーチで寝ちゃいたいけど、傷跡って日焼けダメだろうなーって言うのは未だにちょっと残念ですが、当面はドレニゾンテープでの治療をがんばります!

ケロイド部分もどんどん回復しますように!

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