深夜0時過ぎに急な母乳トラブルの為夜間急患扱いで母乳外来を受診しました。

電話をしてから待つこと1時間。

ようやく指示された時間になり、夫に車を走らせてもらい産院へ向かいました。

保険証・お薬手帳・診察券・お財布。

きっと母乳の搾乳や、マッサージは激痛でしょうけれど、あれは前向きな痛みなのでがんばります。

子どもはもちろん寝ていましたが、そっと車のベビーシートに乗せて、エルゴを持って連れて行きました。

産院到着後インターフォンを押してナースセンターへ向かいます。

熱で朦朧、痛みでヨロヨロの状態で、駐車場から産院へ向かいます。

夜中の0時、出産で痛みに耐えながら歩いたのと同じ道。

出産以外でこんな時間に産院にくるなんて思わなかったので、痛いながらもちょっと感慨深くもあったりします。

そして産院に到着し、インターフォンを押して電話をした旨を伝えて、まずはナースセンターに向かいました。

そこで改めて診察券などを渡した後、診察室へ案内されました。

こちらも出産のとき以来の、分娩室の並びの診察室です。

夫は廊下で息子をエルゴで抱きながら待機してくれることになりました。

この時の話を後から聞いたら、眠くてやばかったけど、座ると息子が泣くから、壁にもたれて寝てて変な人だったと思うと。

あああ、申し訳なさ過ぎます、どんな拷問だ。

助産師さんによる乳腺炎のおっぱいレスキュー(搾乳)が始まります。

まずは、症状や状況などを問診してくれます。

  • 20時から痛みを感じ始める
  • 21時には熱が上がり始めて寒気・痛みの為に体勢がかえられない・嘔吐
  • 22時には熱がピークの41度に到達
  • 23時に悪寒が収まり、電話するに至った

時系列で説明し、その場でも熱をはかります。

39.9度。

「あ、下がりました~、39.9度」って言ったら、「十分高熱です」と即レスされました。

ちなみに乳腺炎の時は、わきの下でなくて、ひじの内側に体温計を挟んで検温することもあります。

ひじの内側でも高熱を叩きだすわけですが。

そして診察してもらうくらいの頃から、上記の症状に加えて頭痛も起こり始めてしまいました。

実際におっぱいの様子を診てもらいます。

問診のあとは、ベッドに横になっておっぱいを診てもらいます。

  • 赤みはあるか
  • しこりの様子
  • 乳頭に白斑はあるか

これらを視診・触診で確認してもらいました。

赤みは目立たないけれど、しこりは5cm大くらいのものがある、乳腺が束で炎症を起こしているようですね、ということでした。

しこりの付近は触られるのも嫌なくらい痛いですが、どの部分が触られて痛い・痛くないというのを伝えます。

今回は右側の外側、下のラインの乳腺がしこりになってしまっているようでした。

そして白斑は今回ありませんでしたので、出口が詰まったことによる乳腺炎ではなさそうです。

いよいよ乳腺炎のケア・助産師さんによる搾乳です。

いつも母乳外来に行って搾乳してもらう時に、そんなに痛みを感じることはなかったのですが、今回ばかりは激痛です。

なにせ触れるだけで、自重がかかるだけで痛い状況のところを押すわけですから、痛いに決まっています。

タオルをバストまわりを包むように置き、助産師さんが搾っていきます。

どこの乳腺がどこから出てくるかをみながら、搾っていきます。

「ここが詰まっている乳腺がつながっている出口ですね」一か所、かなり黄みのある母乳が出てくる部分がありましたので、その部分の母乳を搾乳していきます。

搾れど搾れど黄みがかった母乳が出ます。

そしてそのうちに、母乳を搾って吸わせているタオルがピンク色になりました。

「母乳に血液が混ざっていますね、出せるだけ出しますね」助産師さんは血液の混ざった母乳の搾乳を続けます。

その搾乳中、私は「いたーーーーい…」「イタッ」「あーーー」みたいな状況になっているわけなんですけれども、どうにかある程度搾ってもらわないと痛みからは解放されないことも知っているので、我慢です。

搾れど搾れど、小さくならないしこり、出続ける血液まじりの母乳。

痛みに耐えながら搾乳を続けてもらいます。

「母乳に血液が混じったようなものが出続けますねー、よほどひどい炎症かな」

「搾乳してもなかなかしこりが小さくならないですね」

「今日のところはしぼれるだけしぼって、後日また様子をみて、ケアしていきましょう」

「必要であれば、おっぱいのエコーを取った上で、乳腺外科への紹介状をお書きするかたちになるかもしれません」

乳腺炎にしても、結構しつこいものな様子です。

また血液が混じったこと、しこりが小さくならないことから、乳腺外科での検査も視野に入ってきました。

…異常分泌物てことかな、乳がんだったらどうしよう。

頭の中でネガティブな方向に変換されていきます。

北斗晶さん、小林麻央さんなどの乳がんのニュースが続いていたこともあって、「乳腺外科へ紹介状を書いて詳しく検査」というフレーズが心にチクリと刺さりました。

特に小林麻央さんは育児中・授乳中の乳がんの発覚。

KOKOROのブログも気になって読んでいたものですから、余計です。

1時間ほど搾乳を続けて、抗生剤と解熱鎮痛剤を処方されてこの日のケアは終了しました。

そんな不安になるような会話をしながらですが、搾乳できるだけ搾乳してもらい、この日のケアはいったん終わることになりました。

来た時よりはいくらか痛みは落ち着き、これなら眠ることが出来そうです。

「今のところはこれ以上続けても好転も見込めませんし、お薬を飲んでいただいて炎症が落ち着くのを待ちましょう。今夜様子をみて頂いて、明日朝9時にお電話をください、その時に様子をうかがって、今後のケアや対応を決めましょう」

確かそのような説明を受けたと思います。

授乳もお子さんが嫌がらないようであれば、いつも通りにしてください。

飲んでもらうことが乳腺炎には一番いいので、とのこと。

そして処方してもらった薬もその場でお水を持ってきて飲ませてもらい、廊下で待ってくれていた夫に声をかけました。

今回の乳腺炎で処方された薬はこちら。

  • ブルフェン200mg 1日3回1錠ずつ×3日分
  • フロモックス100mg 1日3回1錠ずつ×3日分

抗生剤と解熱鎮痛剤ということでした。

深夜の急患乳腺炎、預かり金として「10,000円」の請求です。

『電話では8,000円とお伝えしたのですが、預かり金として10,000円頂いてもよろしいですか、後日清算致しますので』

どうやら清算出来る事務の方が夜間はいらっしゃらないので、預かり金での対応になるようです。

窓口のあいている時間帯でないとお会計が出来ないんですね。

納得しつつも『高いなー』と思いながら、ひとまず一万円をお支払いして、産院を後にしました。

お財布は痛むかもしれませんが、おっぱいはだいぶ軽くなりました。

気持ちには『乳腺炎じゃなくて、重大な疾患が見つかったらどうしよう』という気持ちを抱えてかえることにはなりましたが…。

でもとにかく、痛みも少し収まり、どうにか眠れそうです。

時計は深夜1時半を回るころで、家に帰ると私はそのままソファで眠り込んでしまいました。

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