産後は気持ちも体も、想像以上につらい状態が長く続きました。

頻回授乳で眠れない、抱っこをしていないと泣き続けるわが子に途方に暮れた時間がどれだけあったでしょうか。

想像以上にしんどい!

でも、「つらい」って言えないっていうか言いたくない。

辛いって言うと、何だか自分の子を悪く言っているみたいに思えて、存在を喜んでないような気がしてしまって、だから辛いって言いたくないみたいな葛藤がわたしの中ではあるような気がします。

それがまたしんどいんです。

そりゃーごきげんにニコニコ笑ったり、遊んだり、成長の瞬間とか、何気ない動作とか、可愛い瞬間は数えきれないくらいたくさんあります。

でもひとたび力いっぱいのけぞってぎゃんぎゃん泣かれてしまったり、おむつをかえたいだけなのに全力で抵抗して泣きわめいたり、あやしてもあやしてもどうにもならなかったり、夜泣き夜泣きのまいにちで、寝不足続きで消耗して余裕を失っていたり。

目の前にやりたいことがたくさんあっても、それをさせてくれない時だったり。

目を離したら、命にかかわるような事故につながってしまうかもしれない、24時間見守らなければいけない存在であることのプレッシャーだったり。

思わず顔がこわばるし、泣きたくなったりいらいらしてしまう瞬間もまた、数えきれないほどあります。

つらいときって、大体赤ちゃんとふたりきり。

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そしてその時は、大体つらいって言える相手もいないんです。

先に言った理由から、つらいっていう事、思う事への罪悪感があったりするっていうことに加えて、なかなかリアルタイム、今つらい!今無理!ってときには聞いてくれる相手や、助けてくれる相手が誰も居なかったりします。

それが積み重なって、降り積もって、何か独特な孤独感だとか、孤立感だとかのぼっち育児感が強まっていきました。

周りはきっと、そんなことない、助けてくれるひとはたくさんいるって言うけれど、助けてほしいそのときに、いつだって助けてくれるわけではないんです。

両親だって健在、友達もいる、夫も協力的、それでもです。

子どもとふたりきりで過ごす時間が、圧倒的に多い物理的なぼっち感と、育児中の気持ちをだれかとシェアすることの出来ない、メンタル面でのぼっち感。

どんどん積もっていくもので、ある瞬間、ドッカーンと無理無理無理無理!もうやだやだ!ってタイミングが訪れることもあります、っていうか、ありました、何回か。

産んだら終わりじゃない、産後検診充実してほしい。

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追い詰められてしまう前に。

妊婦検診で産前に関しては、14回くらい補助券があって、産院を受診するようになっていると思いますが、産後に関しては、一か月検診のみ、なんていう場合も多いのではないかと思います。

産前は1年足らずで14回も相談したり、様子を見てもらえたのに、出産して退院したら、急にそういう機会がガクっとなくなります。

妊娠に関して、不安を逐一解消できたところに対して、出産後は悩みも不安も2人分に増えた上に解消する機会も減り、どんどん降り積もり、溜まっていく。

助産師さんや保健師さん、保育士さんと、子育てについて、抱えてる気持ちについて話したり、相談することが出来る機会が欲しい。

体の不安について、こじらせる前に気づいてケアする切っ掛けになるような検診などを行って、必要に応じて小児科や婦人科、母乳ケアや体の痛みは整形外科など、適切な機関への受診を促していく仕組みがあればいいのにと思います。

産前の検診と同じくらい、産後にも力を入れて欲しいです。

産後ケアの充実を図れば、核家族化が進み、近所づきあいも希薄な中でも、孤立しがちな母子へ接点を増やすことが出来ます。

それがきっと強力なセーフティネットになってくれると思うのです。

追記(2017/6/28)

もうね、とにかく心細くて不安で、毎日が怖かったころの記事です。

ムーニーのCMはこの時を思い出して本当にフラッシュバックして、涙が出るので見ることが出来ません。

ある種、なんだか子育ての中のトラウマのような時期というか。

どこか身を寄せる、心を寄せる場所が欲しくて、一時保育や支援センター、ベビーシッター、ファミリーサポートまで、色々登録し、利用して、もがきました。

『一緒に子育てしてくれるパートナー』が欲しかったんだと思います。

それには、信頼関係が構築できる期間やコミュニケーションが必要でした。

現在1歳4か月になる息子。

今では、夫、実母、1歳4月から入園することの出来た保育園の三本の大きな柱に支えられています。

特に保育園の先生方は、身内、家族以外で初めて安心して子供を任せることの出来る人でした。

安心して子供を任せることの出来る、その存在が、こんなに心強いものだとは思いませんでした。

ママじゃないとダメ。

それがいちばん苦しかったのかもしれません。

園に通うようになり、先生と毎日顔を会わせて、子どもの様子をやりとりして、ノートに記入して、お返事をもらって。

仕事に集中する時間をつくってくれることにももちろん感謝していますが、気持ちの面で大きな支えになってくれていることに、一番感謝しています。

第一子、初産の育児でしたので、子どもを一緒に育ててくれる人を探し、信頼関係を築いていくところからスタートすることになります。

そしてその部分が定まらない期間が、本当に苦しかったのです。

わたしが救われた切っ掛けは、保育園への入園という出来事でした。

まだまだ悩みも不安も心細さも沢山抱えての育児中ではありますが、この記事を最初にアップした時と比べて、だいぶ落ち着いて日々を過ごすことが出来ています。

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